入院三日目(手術翌日)

 クリティカルパスによれば、流動食から食事がはじまり尿カテが外れてシャワーも可、の日です。しかし、看護師さんによればシャワーはパスする人が多いです…若い人くらいで…とのこと。シャワー浴びて若さをアピールだ!と友達から檄を飛ばされましたが、どうかな・・・?

 

 朝食までの間にベッドを徐々に90°にたてて、吐気なく水が飲めることを確認され、流動食の朝ごはんがでました。汁だけ味噌汁、牛乳、オレンジジュース。味噌汁の塩気がやけに美味しく感じたのは汗かいてたのかな。

 まだ静脈からの痛み止めが残ってぼんやりしているのですが、手術室看護師、麻酔科医の術後回診がありました。特に困っていることがなかったのであっさり終了。

 朝食後、看護師さんの助けを借りて尿カテを抜き、身体を拭いて病衣もガウン型からパジャマ型に着替えました。体動時、特にベッドから降りるときにアテテ。。。と声を出したくなる痛みがあります。

 午前中、鎮痛剤の眠気が大分とれてきた頃、執刀医1が一人で回診にきました。

 朝の採血の結果、術中の出血も影響していると思われる貧血があること。手術前出された鉄剤は吐気のために飲めていなかったのでそのことを話すと、サプリや食事の工夫で補うようにとのことでした。術中の写真をA4裏表3枚分くらい印刷してきてくれて、それを見ながら手術の過程を説明してくれました。

 リュープリンをもってしても大分大きなわたしの子宮筋腫、砕いて小さくするのに一番時間をつかっているようです。バットに山盛りになったそれはホルモンのごとし……。手術前、麻酔をかけてからやはり腹腔鏡ではとれない(大きすぎて)ってことにならないかな、と思っていた、というと、根気よく砕けばとれるんです、とのことでした。(恐らくこのへんは術者によって意見が違うところかもしれません)

 

 昼ごはんの7分粥がまずい・・・とは違うけど、食べる意欲がそがれるていのものでした。夕方婦人科手術仲間の友達が来てくれることになっていたので、プリンとハーゲンダッツのクリスピーサンド!と具体的に所望しました。

 点滴台つきなので、なんとなく身動きとりづらいのですが、ベッドの上り下りで痛みがあるので、午後はベッドサイドに座って本を読んですごしていました。夕方友人が持ってきてくれたプリンが美味しかった……。

 若さをみせろ!のシャワー利用は、やっぱり、今日はいいかな、とやめることにして、個室なので消灯時間は守らなくてもいいのでしょうけれど、21時に眠剤を飲んで眠りました。点滴の様子を見に来る看護師さんがついでに加湿器の水もいれてくれていてありがたかったです。