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GnRHアゴニスト療法、副作用とその対策

 GnRHアゴニスト療法は卵巣機能を抑えて筋腫の縮小や症状の改善をはかる偽閉経療法です。わたしの場合は、術前に3回注射を打ちました。手術前、一番不安だったのはこの偽閉経療法による更年期症状でした。

 お年頃、でもあるのでしょうが、今年は子宮内膜症卵巣嚢腫子宮筋腫内視鏡手術やら開腹手術を受けている友人が多く、抑うつ症状に苦しんでいる友人、うつがきつくて継続できなかった友達もいました。

 わたしは自営業なので、休業=未収入、でもありますし、急な休みでお客さんに迷惑をかけるのも避けたい。仕事は出来ていたとしても、抑うつや頭痛でものを考えることが難しくなるのでは……という不安がありました。初回の注射時に執刀医に話してみましたが、症状が出たら相談してねー、という軽やかな返事。アンマリアテニナラナイ。

 仕事柄ある程度知識はあるので、更年期症状の発来を待たずに漢方薬を飲むことにしました。中医的な体質でいうと、わたしは固太りで元気な実証かな、と思うのですが、卵巣機能に急ブレーキがかかると考えると、変化が急なので、中間~虚証向けとされる加味逍遙散をのみました。

 日に3回食間、という漢方の飲み方は、時間に固執せずに大体空腹時に一日3回内服、を目指したらあまり飲み忘れなくイケました。

 

 1回目注射の数日後から、眠りが浅くなった感じがしていました。2回目の後には明白に急なほてりを感じるようになりました。睡眠中もほてりのために目が覚めることが増えました。1-2か月、あまり我慢せずに週数回短時間型の睡眠導入剤を使いました。ほてりは服装を調整しやすいものにして対応しました。

 症状の発現前から漢方薬を使っているので、効果の是非はわからないのですが、飲み辛さはなく飲めていたので(漢方と個人の相性は、あまりにまずいときは合わない、って言われてマス)よかったのではないかと思います。

 

 2016年は私的にも大きな出来事があり、気持ちは揺れ動いていましたが、仕事に支障をきたすほどの事態には至らず、本当にほっとしました。

 

 内膜症治療で抑うつ症状に苦しんだ友人は、精神科勤務だったので上司と相談して抗うつ剤を処方されて大分楽になった、と言っています。苦痛を感じたら積極的に主治医に相談してみることを強くお勧めします。